過去の留学生活報告(BSA IV エセム・ビジネススクール Vol.1) エセム・ビジネススクールでの留学生活報告(2010年度 2回生・女性)

留学スタート

【2010年11月29日掲載】

フランスでの生活を始めてから、早くも3週間が経った。私が暮らしているのは、ポアチエというとても小さな町だが、どこを見渡しても絵本のような美しい風景が広がっている。こちらに到着して間もなく、学校でのガイダンスと授業が始まった。フランス語の授業では毎回四苦八苦しているが、友達の助けを借りながら楽しくやっている。フランスに来て何よりも戸惑ったのは、ビザや住宅保険、健康保険などの加入手続きである。これをクリアしてからこそ、本当の意味でフランスでの自由な生活が待っているのだろう。今は、自分が日本でどれだけ何も考えずに生活していたかを、ひしひしと痛感している。日本の家族や友達、食事が恋しくなることもあるが、留学という非常に恵まれた機会を与えられたのだから、これを存分に生かさねばと思う。今週から本格的な授業が始まるが、勉強と遊びをうまく両立できるよう努力したい。

折り返し地点

【2011年4月13日掲載】

この5ヶ月は、長いようで本当にあっという間だった。こちらで生活し始めたばかりのころは、1日、1週間が過ぎるのが本当にこんな狭い人間関係の中で9ヶ月間もやっていけるのかと不安に押しつぶされそうになったこともある。しかし1ヶ月、2ヶ月と少しずつ時がたつにつれ、何とか自分の生活リズムをつかみ、中の良い、信頼できる友人も増えていった。授業で助け合ったり、グループワークを共に行なったり、一緒にご飯を食べたりと、日本にいるときには当たり前だと思っていたことが、とても新鮮で楽しく感じた。ヨーロッパならではの特権を生かし、日本にいては考えられないような値段で他国に旅行することもできた。これらは一生忘れられない思い出である。しかし、授業の追い込みの時期に入るとかなり苦しかった。24時間授業とレポート、プレゼンテーションのことが頭から離れず、正直その状況から抜け出せるのかさえ分からなかった。ひょっとすると、受験生の時以上に追い詰められていたかもしれない。(短期間ではあるが。)これも今となってはいい思い出である。その頑張りのおかげで、最高に充実した冬休みが送れたのだ。後半分、こちらで精一杯学び、楽しみ、充実した日々を送りたいと思う。

留学終盤

【2012年8月8日掲載】

塔食べ物建物 帰国までのカウントダウンが始まった。この8カ月半の間には本当に様々なことを経験し、最後となるこのBSAの輪にも、いったい何から書いていいのやら分からない。この留学を「楽しかった」や「辛かった」の一言で片づけることなどとてもできない。こちらに来る前はビザの取得手続きなどに追われ、フランスでの生活がどのようなものになるのかなどじっくり考える暇もなく、ぶっつけ本番という感じで私の留学生活は始まった。友達は比較的すぐに出来たし、学校生活にも割とすんなりなじむことが出来たので、その点は環境に恵まれたと言えよう。しかしフランスのお国柄なのか、すべての機関に置いて、「臨機応変」、「迅速に行動する」ということがまったく見受けられず、こちらで生活するための手続きには莫大な時間と手間がかかった。そんな時には改めて日本の素晴らしさを実感した。この留学では、私の専攻であるビジネスについてのより深い知識と語学力はもちろん、自分の頭で考える力というのも養うことが出来た。新しい環境では、常に何かを吸収しようと意識せずとも脳がフル回転していたように感じる。2週間後には再び自分が立命館大学のキャンパス内にいることがいまだ想像できないが、とにかく残りの期間も思い残すことのないよう、精いっぱい学び、充実した日々を送りたいと思う。