BSA IV の留学生活報告スウェーデン・ストックホルム大学ビジネススクールでの留学生活報告

国際経営学科 3回生 軸丸 英之さん
軸丸  英之さん
2016年8月より、スウェーデン・ストックホルム大学ビジネススクールでのプログラムに参加
BSA IVスウェーデン

(step1.到着しました。)ストックホルムで暮らしてみて

【2016年10月6日報告】

留学先の風景1留学先の風景2留学先の風景3留学先の風景4  スウェーデンに来て1ヶ月が経ちました。まずストックホルムに来て驚いたことは、その多様性です。世界中から移民が集まり、様々な人種、民族の人々が暮らしています。多くの移民や難民の流入により格差が広がり物乞いの人たちも出始めたことなど、今スウェーデンが抱えている問題については以前から多少知識としてあったのですが、こちらに来てみて、この多様性がストックホルムの文化の一部になっており、街を活気づけている一面もあると感じています。
 また、ストックホルム市内だけでも3つほど大学があり、学生や若い人が街中でも多く、学内外でおもしろいイベントがあるので、様々な人たちに会う事ができます。
 スウェーデンの学生は基本的に学費が無料ということもあり、音楽活動をしたり、海外にしばらく住んだりと自分のしたいことを一通りしてから大学に来る人や、大学を卒業した後で、趣味感覚で語学や演劇を学びに来ている人たちもいて、一人一人の個性が強く、多様性に満ちている気がします。
 今のところ毎日が新鮮で、人にも天候にも恵まれ、ゆうらい(茨木にあるラーメン屋さん)のラーメンが食べられないこと以外に不満はないのですが、これからどんどん寒くなり日が短くなると鬱になる人が増えてくるらしいので、毎日楽しむことを心がけて過ごそうと思います。

(step2.もう半ばです。)半年経過して

【2017年3月7日報告】

留学先の風景5留学先の風景6留学先の風景7  ストックホルムに来て半年が経ちました。前回報告書を書いた頃から日照時間が徐々に少なくなっていき、雪が積もり、湖が凍りはじめ、そして12月に入ると日が出るのが9時過ぎ、昼3時には完全に真っ暗という、これぞ北欧というのをしみじみと味わうことが出来ました。北欧の雑貨・インテリアが素晴らしい理由が理解できました。
 そんな環境の中、こちらの生活はというと、日本と比べると一般的に超〜スローライフで、“Fika”(スウェーデンのお茶タイム)をしつつみんな忙しすぎることなく過ごしています。
 僕自身も例外ではなく、大学の授業自体の拘束時間は幼稚園以下という具合で、だらだらしすぎないように自分を律しつつ生活しています。
 とはいえ、あまり時間に追われることもなく好きに使える時間を充分持つことは、大学生といえども日本では、なかなか出来ない事でした。この先もおそらく出来ないので、勉強以外でも興味のあることに取り組んだり進路について考えたりと、今しか出来ないことを色々と自分のためにこれだけ時間を使えていることに充実感を感じています。
 また最近の授業では日本の長時間労働や過労死を扱いディスカッションする機会があったのですが、日本とスウェーデン間のライフスタイルや仕事観の違いについては、普段の生活やスウェーデン人の友達との会話の中でも感じることが多くありました。これ以外でもこちらに来て改めて気づく日本の良い面・悪い面が多々あるので、そういった価値観を日本に帰った後も忘れないようにしたいです。
 最後に、残り4ヶ月程ですが、悔いを残さないようにやりたいことを全部やって帰ろうと思います。

(step3.もうすぐ帰国。)留学生活を終えて

【2017年10月1日報告】

留学先の風景8留学先の風景9留学先の風景10  10ヶ月間の留学生活もついに終わりを迎えました。ストックホルム大学に留学して得たものとして、一番は非常にレベルの高い学生達と友人になれたことだと思います。寮がストックホルム内の様々な大学の人たちとミックスされていることもあり、色んな分野、国籍の人たちと知り合うことができました。そういった人たちの考え方や進路を知ることで、自分自身の将来の捉え方にもとても影響を受けたと思います。
 よく留学や海外体験をした人が「価値観が変わった」とか「視野が広がった」などの表現をし、それを揶揄しているような場面も見ることもありますが、今まで20数年間当たり前だと思っていた常識が、実際の日常生活を通して短期間でガラッと変えられる感覚をそう表現するしかないんだなあと実感しています。
 ビジネススクールでは、日本の時とは異なりアウトプットの数が急激に増えたので、言語化する能力が母語の日本語でも圧倒的に乏しい自分に気づき、初めのほうはすごく焦らされました。そこからは、自分で試行錯誤をして自分の考えを表現できるように少しずつなったと思います。そこが一番成長した点かもしれません。
 最後に、ストックホルムを留学先に選んだことは、僕の人生で最良の選択でした。一年間のんびり、本当にのんびり過ごさせてもらいました。そんな機会を恵んでくれた大学と両親には感謝したいと思います。