BSA II の留学生活報告中国・対外経済貿易大学での留学生活報告

経営学科 3回生 中林 郁貴さん
中林  郁貴さん
2016年8月より、中国・対外経済貿易大学でのプログラムに参加
BSA II中国

(step1.到着しました。)それも留学。

【2016年9月13日報告】

留学先の風景1留学先の風景2留学先の風景3留学先の風景4  私の留学生活は飛行機の2時間の遅れから始まりました。入学手続きも他の学生は1時間弱で終えているのに対して、3時間もの時間がかかりました。そして、極めつけは住居です。最初は大学内の寮に住んでいましたが、1週間後に大学から歩いて25分のホテルへと引っ越しをさせられてしまいました。加えて、そのホテルでは改修工事が進んでおり、部屋に騒音が鳴り響いています。これらのことを母に話してみると、「それも留学。」という返事が返ってきました。留学中は何が起こるか分かりません。中国では日本で当たり前だったことが180度変わることが多々あります。しかし、その文化の違いに気づくことができたのも一つの収穫と感じました。
 現在は授業が始まり、様々な国籍の学生と授業を受けています。学生の中には韓国やスペインの他にイラン・タジキスタン・マダガスカルなど普段の生活では出逢わないような出身の人たちと出会うことができ、よい刺激を受けています。授業は中国語と英語で行われ、リスニング力の弱い私は先生の話している言葉を聞き取るのがやっとですがクラスメイトに助けてもらいながら学習をしています。そして、その学生と会話を進めていくうちに様々な文化の違いに触れることが出来るのも留学の魅力だと感じました。
 私生活の面では、ルームメイトのイタリア人とよく出掛けます。この前は天安門とオリンピック公園へ出かけました。ルームメイトとの会話は基本的に英語ですが、街中に出かけるときは中国人とルームメイトの通訳をすることにより、英語力と中国語力の向上に役立っています。
 留学生活は始まったばかりですが、先輩たちからは振り返ってみるとあっという間だったと聞きました。有意義な留学生活となるよう、一日一日を悔いのないように過ごしたいと思います。

(step2.もう半ばです。)日本での授業も中国で繋がっている!

【2016年11月7日報告】

留学先の風景5留学先の風景6留学先の風景7  留学生活もあっという間に半分が過ぎました。授業にもだんだん慣れてきており、先生の言葉も大半を理解できるようになってきました。それと同時に交友関係も広がり、充実した毎日を送っています。
 加えて、国慶節と言われる中国版ゴールデンウィークも経験しました。期間は10月1日~9日までの9日間です。この期間には北京の観光名所である頤和園や円明園を始めとして、河北省の沙城や天津にも足を延ばしました。その旅行中には現地の人との交流を通じて、中国人の暖かさにも触れることができました。
 そして、生活が落ち着いてきたので、中国に進出している日本企業の実地調査も始めました。日本にいた際に日本の学生と中国の学生が共に研究をし、論文を作成する「プロジェクト研究」という授業を受講しており、今年は学生が3つのグループに分かれてそれぞれ興味関心がある「無印良品」「イトーヨーカ堂」「ファミリーマート」について研究を行いました。その研究で調べたことが本当に中国で運用・実践されているのかを調査しました。
 無印良品は中国では「MUJI」ブランドとして慕われています。初めてMUJIを訪れた際は日本と瓜二つの店舗の作りに驚きました。日本と同じようにアロマがたかれており、日本に戻ってきたような感覚になりました。しかし、次に驚いたのは「価格」です。中国では現在中間所得者層が増えつつあり、今後も増え続けるという予測があります。そのため、日本での販売価格よりも高価な値段設定で販売されています。
 イトーヨーカ堂では日本のスーパーの特徴ともいえる広くて清潔な売り場が展開されています。それに加えて、日本式接客が実践されていました。例えば、言葉が丁寧であったり、お釣りを渡す際も両手で渡してもらえたりしました。また、お客様の安全を確保するためかエレベーターの速度も日本の速度に合わせられていました。
 最後にファミリーマートですが空港や主要駅の周りを中心に出店されているため、なかなか足を運べていないのが現状です。また、後日再度訪ねて、じっくり見てみたいと思います。
 留学は大学の講義と無関係ではありません。中国の市場関係や経済成長を肌で感じる最高の教科書だと思います。加えて、先ほど紹介したプロジェクト研究は本当に厳しい講義です。ただ、中国の留学準備にはもってこいだと思います。教授と仲間が本気でぶつかってくれる貴重な講義です。本気で成長したい人にはぜひおすすめしたい講義です!

(step3.もうすぐ帰国。)留学生活残りの1ヶ月間

【2017年2月19日報告】

留学先の風景8留学先の風景9留学先の風景10  とうとう日本へ帰国しました!4ヶ月に渡る僕の中国留学は幕を閉じました。最後の1ヶ月は様々なことがありました。
 まずは季節の変化です。北京では気温の低下が著しいです。僕が経験した中での最低気温は-15度でした。幼少期から大阪で暮らしている大阪人の僕にとっては初体験でした。ただ、そんな温度にも動じることのない北京人。北京の本当の冬は年が明けてからくるそうで、これくらいの温度ならどうということはないそうです。
 二つ目は立命館大学経営学部をご卒業され、現在中国の大学院に在学されている先輩にお会いすることができました。中国語教育を研究されているため、効率的な中国語勉強法をお伺いすることができました。その他にも中国の学生事情などをお聞きし、とても勉強になりました。北京には立命館大学をご卒業された素晴らしい先輩方がたくさんおられ、留学中にも立命館大学のネットワークの緊密さを感じさせられました。
 三つめは友との別れです。同じ屋根の下で4ヶ月間も一緒に学んでいた友との別れは辛いものがありました。最初は中国語が通じなかったため、円滑に行えなかったコミュニケーションも時間が経つにつれて言いたいことが伝わるようになっていきました。再会の約束を果たすことができるよう、また必ず北京に行きます。
 この4ヶ月間は非常に充実していました。中国語だけでなく、中国人の日本に対する感情を知る事ができ、それが一番の収穫となりました。これからは過去も振り返りつつ、未来を見据えた未来的な関係に日中が進んでいくことを切に願います。