BSA II の留学生活報告ドイツ・アーヘン応用科学大学での留学生活報告

国際経営学科 3回生 山本 晴夏さん
山本 晴夏さん
2018年3月より、ドイツ・アーヘン応用科学大学でのプログラムに参加
BSA IIドイツ

(step1.到着しました。)German Intensive Course

【2018年4月6日報告】

留学先の風景1-1留学先の風景1-2留学先の風景1-3  ドイツ・アーヘンに来て1ヶ月が経ちました。
 私がドイツに来る前に一番不安だったのは、ドイツ語集中講座です。私は1回生の頃、初修外国語を履修していませんでした。この大学に留学することが決まってしばらくしてから、2週間の集中講座があることを知りました。私の英語力は、確かに大学側が提示している基準には達しているけれど、他の留学生に比べたら確実に劣っているし、英語もままならないのに、学んだことのないドイツ語の授業を英語で受けなければいけないし…と不安でいっぱいでした。
 最初に簡単なテストがあり、それによってクラス分けがされましたが、当然私は一番下のクラスでした。2週間の講座は毎日4時間あり、最終日に5単位がかかったテストが行われます。ちなみに、この2週間の間に、学生証の発行手続きや授業の本登録などに関するオリエンテーションがあります。
 ドイツ語集中講座では、基本的にどのクラスでも授業はドイツ語で進められます。重要なポイントや言葉の意味などは英語で説明してくれますが、途中までがドイツ語で行われているので、説明箇所を一度見失うと追いつくのがとても大変でした。毎日軽めの宿題が出ていたので、同じ寮の友達と一緒にその日の復習をしていました。また、クラスもドイツ語が出来ない人がほとんどだったので、先生も優しく根気強く教えてくださるし、クラスメイト同士で分からないところを教え合ったりスピーキングの練習をしたりして、大変だったけど楽しく学べました。
 私は、友達が出来るかもとても不安だったのですが、この集中講座を通してたくさんの友達が出来ました。最初は母国語でない言語でさらに他言語を学ぶことに対して抵抗がありましたが、今はそれを楽しいと感じているので、このセメスターでもドイツ語の講座を受講します。覚えたてのドイツ語が通じたり、アナウンスの言葉が聞き取れたりすると、とても嬉しいです。今後そういう場面が増えていくと思うとすごく楽しみなので、これから4ヶ月、頑張ります。

(step2.もう半ばです。)留学生活折り返し地点

【2018年5月11日報告】

留学先の風景2-1留学先の風景2-2留学先の風景2-3  アーヘンに来て2ヶ月が経ちました。日本はもうすっかり暖かくなっていると思いますが、こちらはやっと春らしい気候になってきました。
 そこで最近は、同級生たちとお弁当を持ち寄って近くの丘までハイキングへ行ったり、違う都市へ出かけたりして週末を過ごしています。
 私が通っているアーヘン応用科学大学は留学生同士が仲良くなれるよう、バーベキューパーティやブランチパーティなどを学校側が主催してくれるので、それらに参加することで多くの留学生と知り合えるチャンスがあります。
 また、アーヘンはオランダとベルギーに接しているため、バスや電車を使って日帰りで違う国に旅行できます。先日は、ベルギーの首都、ブリュッセルに行ってきました。ドイツと違った町並みを見たり、日本でも馴染みのあるお店はもちろん、ベルギーにしかないチョコレートショップの本店をめぐったりして楽しみました。正規の授業が始まり、なかなかまとまった休みがない中でもちょっとした旅行感覚で行けます。
 そして、ドイツは学割が効くところが多いので、美術館や歴史的な建造物の見学、スポーツ施設などを調べてドイツ国内の色々なところへ行ってみています。たとえば、アーヘンで行われたオーケストラのコンサートでは、一般のチケットが30ユーロなのに対し、学生の私は10ユーロで鑑賞できました。さらに、市役所で住民登録を済ませると、アーヘン市内の施設で使えるクーポンを貰えます。それをどんどん使っていくのも楽しいです。
 留学生活も半分過ぎたと考えると時間の流れをとても早く感じます。残りの時間で、アーヘンにいるからこそ出来ることにどんどんチャレンジして、色々な場所を訪れたいと思います。

(step3.もうすぐ帰国。)半年間を振り返って

【2018年7月25日報告】

留学先の風景3-1留学先の風景3-2留学先の風景3-3  ドイツでの生活も残りわずかとなりました。半年間を振り返ってみると、私生活面、学習面の両方でかなり充実していたため、とても短かったように感じます。
 この半年間の中で最も自分の中で変化を感じる点は、言語学習に対する姿勢です。私はこれまでに何度か、英語以外の言語を学びたいと思いチャレンジしてきました。しかしそのどれもが長続きせず、まともに読み書きが出来ないまま諦めてしまっていました。ドイツに来て初めてドイツ語に触れ、勉強を始めましたが、かなり長い間単位を取るためだけの勉強を行っていました。正直諦めたかったし、さっさと終わらせたいと思っていました。
 私が生活をしたアーヘンでは、学校を一歩出ると英語を話せないドイツの方ばかりです。私生活では英語よりドイツ語に触れる機会の方が圧倒的に多かったように感じます。英語もあまり通じず、レストランなどでメニューを見ても何がなんだか分からない日々が続き、精神的にもつらい時期がありました。
 しかし、徐々に語彙数が増え、短い会話なら出来るようになり、レストランやスーパーマーケットなどで、店員さんの言っていることが理解できるようになると、ドイツ語のクラスが楽しみになりました。クラスで学んだことが実生活で応用出来ていることが実感出来たのがかなり大きかったです。こうなるまでに3ヶ月ほどかかってしまいましたが、新しい言語を学ぶ楽しさが分かった気がします。
 私はドイツに来る前、「英語はどこでも通じるから、英語だけやっておけばいい」という考え方をしていました。しかし実際に現地で生活してみると、英語だけではどうにもならないことが多々あり、また、私たちが拙いながらも現地の言葉を使うことで、その土地の人と英語だけでは取れないようなコミュニケーションを取ることも出来ました。こうした経験を踏まえて、私は日本に帰ってもドイツ語の勉強を続けようと思っています。
 もし今留学を考えている方の中で、母国語が英語ではない国に行くかどうか迷っている方がいるなら、私は自信を持って行くことをおすすめします。きっと新しい価値観に出会えると思うし、言葉を学ぶことの素晴らしさを再確認できる良い経験になると思います。